2022年へ時を戻すタイムトラベル飛行機が楽しすぎた!!

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グアムで年越し!

みなさん!2023年明けましておめでとうございます。
今ちょうど、旅先のグアムで2023年を迎えまして「今年もよろしくお願いします」と言いたいところなんですが、

私の2022年はまだ終わっていません。

これから、飛行機に乗ります。
ユナイテッド航空200便、グアムを1月1日の朝7:35に出発して、ハワイに到着するのは、なんと12月31日の18:50という便です。
そんなことが可能なのか!?と思うかもしれませんが、これは太平洋上に横たわる日付変更線を、西から東へまたぐことで実現します。

というわけで今回の動画では、タイムトラベルとも言えそうな不思議なフライトで、2022年へ向かいます!

2022年大晦日へ時を戻すグアム発ハワイ行フライト

2023年1月1日の朝になりました。
まだ暗いですが、さっそく空港に向かいたいと思います。

グアム国際空港に到着しました。
では、私の乗るユナイテッド航空のカウンターで搭乗手続きをしたいと思います。
ユナイテッド航空は、アメリカン航空とデルタ航空と合わせてアメリカ3大航空会社と呼ばれており、世界最大の航空会社の1つでもあります。

ちなみに、今回のグアム-ハワイ線は国内線なのか国際線なのかという話ですが、グアムはアメリカ合衆国の中で結構微妙な立ち位置にあるので明確ではありません。
パスポートが必要な国内線、みたいな感じですかね。

搭乗手続き・出国手続きを終え、搭乗口に着きました。
意外とお客さん多かったです。
「グアム-ハワイ線なんていったい誰が使うんだろうと」初めは思っていましたが、グアムとアメリカ本国を結ぶ路線はこれ以外に無いので、需要はかなりあるようです。

実際、コロナが酷かった時期でもこの路線は1日1往復の運航を保ち続けていたことから、グアムの生命線とも言える重要な路線であることが分かります。

ユナイテッド航空の最も大きな機材、777-300ERが投入されているのも、乗客の多さを物語っていますね。

飛行機に搭乗しました。

飛行機はほぼ定刻通りで出発し、プッシュバックを開始しました。

「その後、なかなか動き出さないなぁ」と思っていたら、ここで機長からアナウンス。
どうやら機内に体調不良?の乗客がいるため、駐機場に一旦戻るらしいです。
エンジンを始動し自走して駐機場へ戻りました。
駐機場はすぐそこなので、トーイングカーで牽引すれば早いと思うんですが、なぜか自走でしたね。

定刻から約50分後、再びプッシュバックを開始しました。
グアムからハワイまでの飛行経路上には、急病人に対応できるような空港が全く無いので、離陸前に体調不良に気付けて良かったなと思います。
飛行機が出発後に駐機場へ戻るというパターンは初めて経験しました。

飛行機はタキシングして滑走路までやってきました。
これから出発するグアム国際空港は、正式名称をアントニオ・B・ウォン・パット国際空港と言います。
これはグアムから初めてアメリカ合衆国下院議員になった人の名前からとった名称だそうです。
それでは、そろそろ離陸です。

離陸しました!
現在時刻は、2023年1月1日の8時30分です。
今から約7時間の空の旅、グアム発ハワイ行、2023年発2022年行のフライトです!

グアム島の北端にある、アンダーセン空軍基地というアメリカ空軍の基地が少しだけ見えました。
B-52やB-1Bといった爆撃機が配備されており、太平洋地域で唯一の爆撃機出撃基地となっています。

離陸後しばらくすると、機内食が運ばれてきました。
なんか機内食というか軽食って感じですけどね。
このフライトの機内サービスは国内線の基準で行っているみたいですね。
たぶん国際線基準だったら、もっと料理っぽいやつが出てくると思います。

ユナイテッド航空では、お金を払えば機内Wi-Fiを使用することができるんですが、料金は1時間あたり1.99ドルと、これも国内線の料金が適用されていました。
国内線基準でやっている部分が多いように見えますが、この便に乗るにはパスポートが必要で、出発前に出国審査みたいなのがある点は国際線っぽいですよね。

グアムを離陸して4時間経った頃、日付変更線が近づいてきました。
この黒い線が日付変更線で、左側が1月1日、右側が12月31日になっています。
つまり日付変更線の左側から右側に移動すれば、2023年から2022年へ戻ることができるわけですね。

日付変更線は経度180°の線というだけなんですが、今見えている中に巨大な境界線が横たわっていると考えるとゾクゾクしますね。

お!日付変更線を通過し、2022年12月31日になりました!
年越し成功ですね、普通とは逆向きですが。

グアム離陸から約6時間後、ハワイが近づいてきました

この便は約50分遅れでグアムを出発し、機長は「できるだけ速く飛ぶよ」とは言っていたものの、飛行機は普段から最高速度、最短経路で飛ぶので、遅延を回復するというのは難しいようですね。
ほぼそのままの遅延でハワイに到着することになりそうです。

日もだいぶ傾いてきましたね。
夕焼けが綺麗です。

飛行機は降下を開始し、間もなくハワイ州最大の都市ホノルルの、ダニエル・K・イノウエ国際空港に着陸します。
空港の名前は、アメリカ合衆国上院議員でハワイの発展に大きく貢献した人物の名前に由来しています。
ちなみに名前から分かると思いますが、ダニエル・K・イノウエさんは日系人ですね。

街のいたるところから花火が上がっているのが見えますね。
あの花火はほとんどが違法花火らしいんですが、大晦日には毎年、地元住民があのように
花火を打ち上げまくっているみたいです。

ホノルルへの着陸時には、昼間だったら左側にパールハーバーの太平洋艦隊が見えて、「ああハワイに来たな」と感じることができると思うので、左側の席がおすすめです。

着陸しました!
ハワイ ホノルル、2022年に到着です!

今回のように、2023年に離陸して2022年に着陸するような便は他にもあって、詳しくはこちらの記事(【タイムトラベル!?】2023年から2022年へ向かうフライトを調査してみた)をご覧ください!
コロナ前は日本からも前の年へ向かう便があったんですが、今年はありませんでしたね。
また需要が回復したら復活するかもしれないので、興味があればぜひ乗ってみて下さい!

ハワイで年越し!

出発時は出国審査みたいなのがありましたが、到着時には入国審査などの手続きは何もなかったです。

それでは、バスに乗ってワイキキビーチへ向かいたいと思います!

時刻は2022年12月31日の23時57分です。
ワイキキビーチに着きましたが、ものすごい人ですね。
グアムとは桁違いの人が集まっています。
ワイキキビーチでは、年越しと同時に地元協会の花火が上がるのでみんな見に来てるんですね。
私はさっき2023年から来たので、未来人の気分です 笑
それでは、間もなくハワイも年越しです!

10、9、8、7、6、5、4、3、2、1!

ハワイ、年越ししました!!
花火が上がり始めましたね。
明けましておめでとうございます!!

ハワイは、世界で一番最後に年が明ける地域なので、これで全世界が2023年を迎えたことになりますね。

というわけで改めて、2023年も”ひとつぼしWeb”をよろしくお願いします!

今年はどんな飛行機が見られるか、今から楽しみですね!
2023年は、航空業界の完全復活を期待しています!!

それでは、今回の記事は以上になります!
ご覧いただき、ありがとうございました。

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1 コメント
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shu

偶然訪れて,足跡.  私も退職したら,過去に飛んでみたいと思いました.
面白い記事をありがとう.

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