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羽田空港に飛来した各国の要人機
2022年9月27日に予定されている安倍晋三元首相の国葬には、多数の外国要人が参加します。
今回は、羽田空港に到着する外国要人特別機の様子をご紹介します。
本日は国葬二日前の9月25日、羽田空港第1ターミナルから撮影しています。
まず進入してきたのは、インドネシア政府専用機です。
ボーイング737-800型機になります。
インドネシアからは、マルフ・アミン副大統領及び夫人の国葬参列が予定されています。
第2ターミナルに移動しました。
進入してきたのは、トルクメニスタン政府専用機です。
ボーイング777-200LR型機になります。
こちらのボーイング777-200LRは、非常に高い航続性能を持つ飛行機で、21,602kmという商用機によるノンストップ飛行の世界記録を保持しています。
しかし乗客に不評だったことや経済性の悪さから、販売数は少なく、2021年に生産終了となりました。
この機体は実は、2021年6月に納入された、777-200LRの最終号機になります。
トルクメニスタンからは、ベルディムハメドフ人民評議会議長（前大統領）及び夫人の国葬参列が予定されています。
日付が変わって国葬前日の9月26日になりました。
進入してきたのは、カザフスタン政府専用機です。
ボンバルディアCRJ-200型機です。
カザフスタンからは、トレウベルディ副首相兼外務大臣の国葬参列が予定されています。
ここ数日で、東京には多数の外国要人が到着し、羽田空港は非常に混雑するため、成田空港に到着したり、一般の旅客便を利用している要人もいるようです。
また、羽田空港に到着し要人を降ろした後、関西空港などに回送される特別機もありました。
さて、第1ターミナルから第3ターミナルへ移動してきました。
ひときわ大きな飛行機が進入してきていますね。
こちらは、カタール政府専用機です。
ボーイング747-8型機になります。
カタールでは、カタールアミリフライトという専門の航空会社が要人の輸送を担っています。
747-8は一般の航空会社でも運航されていますが、この飛行機は要人輸送用の特別仕様になっています。
胴体上部のアンテナが多いことや、窓が少ないことなど、外見から分かる違いもありますね。
中東の国ということもあるので、内装に関してはとんでもなく豪華なんだろうなと思います。
カタールからは、タミーム首長の国葬参列が予定されています。
今回は特別機ばかり紹介していますが、もちろん一般の旅客便もたくさん発着しています。
こちらは、ANAのボーイング777-300ERですね。
ロンドンからの到着です。
ちなみに日本の政府専用機の機種も777-300ERになります。
2機保有しています。
こちらの飛行機は、先ほどとは対照的に小型のビジネスジェットですね。
ガルフストリームG550型機、ポーランド政府専用機です。
ヨーロッパなどの日本に遠い国からは、第三国を経由して来ている場合もあるようです。
この飛行機も、ポーランドからウズベキスタンを経由して羽田空港に到着しました。
ポーランドからは、コヴァルチク副首相兼農業・農村開発大臣の国葬参列が予定されています。
だんだん日が傾いてきましたね。
第2ターミナルに移動しました。
今日は私は羽田空港のターミナル間を反復横跳びしています 笑
進入してきたのはボーイング777-200ER型機、アラブ首長国連邦政府専用機です。
アラブ首長国連邦は中東の国ですが、なぜかこの飛行機はロサンゼルスから飛来しました。
アラブ首長国連邦からは、ハーリド・アブダビ執行評議会委員兼執行事務局長と、ジャーベル産業・先端技術大臣兼日本担当特使の国葬参列が予定されています。
9月26日の夜になりました。
夜の空港は綺麗でいいですよね。
今回は結構省略してしまっていますが、誰が乗っているのか分からない特別機も多く来ていました。
この飛行機はサンマリノ国籍の機体なんですが、おそらくこれはチャーター会社の国籍なので、どの国の要人を運んできたのかは、私には分かりません。
機種はボーイング737-800ですね。
第1ターミナルに移動しました。
この記事で紹介するのはこの飛行機がラストです。
進入してきたのは、オーストラリア政府専用機です。
機種はエアバスA330MRTTになります。
オーストラリアからは、ハワード元首相、アボット元首相、ターンブル元首相と、アルバニージー首相の国葬参列が予定されています。
もう夜遅くなってきたので私はこの辺で帰りますが、この後もイギリスのメイ元首相がA321neoで、インドのモディ首相が777-300ERで来日するようです。
それでは、今回の内容は以上になります。
ご覧頂きありがとうございました。